未来を予測する事は本当に難しい事ですが将来の備えには必要です。その為には企業も個人も未来を他者に委ねるのではなく自ら創り出すことが一番の方策かもしれません。「Control your destiny, 自分の運命は自分でコントロールすべきだ。」振り返れば私自身もこの言葉を銘記しキャリアを形成してきたように思います。
2020年11月01日
人生100年時代に必要なもの
~「超」独学による生涯学習のすゝめ~
国内外ともに高齢ながらも政財界の中核をなす人がたくさんおられます。人生100年時代と言われますが、それは特別な人のものではありません。私たちも100年生きることを現実として受け止め、幸せで充実した人生にしたいものです。
日本のデジタル化はこれまでの成功体験が変化への鈍感さを誘発し、まるで「ゆでガエル」の状態にありました。奇しくも新型コロナが変革ドライバーとなり日本はぬるま湯から飛び出しましたが、これを機にデジタル変革がようやく真剣に取組まれる事を期待しています。
2020年09月01日
慣れてきた頃が一番危ない
~慣れ、だれ、崩れになっていないか~
「慣れる」事は環境に適応する事であり、人間の生存競争力を高める重要な能力です。でも慣れると学習・経験を通じて生産性や洞察力が増す一方で、知らず知らずのうちに油断が生じ、やがてヒューマンエラーを生み出します。AIは人間の持つ慣れの長所を伸ばし弱点を補強してくれます。AIなどDXを駆使して自社の業務を「慣れ」の視点で見直してみてはいかがでしょうか。
2020年08月01日
霜雪を凌いで香ばし
~逆風の中でこそ真価が問われる~
逆風下にあるとその人となりが表れてくるように、企業の強さや価値も同様に見分けがつきやすいものです。取引先の立場にある企業はお客様に対してどう行動していくべきか、コロナ禍の今まさに真価が問われています。「人生の試練に耐えて(菊のように)香り高く、美しかれ」の姿勢をもって、これからの逆風に耐える覚悟と備えを持つべき時なのでしょう。
2020年07月01日
手段を目的化する
~デジタル時代のモノとコト 遊び心が競争力~
近年の低欲社会においてデジタル時代である令和を企業が生き残るには、ITを駆使したサブスクリプションモデルへの変革、加速が必要なのではないでしょうか。その成功の勘所の一つが「手段を目的化する」ことです。ゴールに行きつくまでのプロセス(手段)自体を目的としたくなる様な、いかにワクワクできる体験を顧客に提供できるかがその鍵を握っています。
2020年06月01日
新型コロナ時代の新たな日常とは
~不況を普通に~
「新たな日常(New Normal)」という言葉をよく耳にするようになりました。政府や各首長のメッセージは第2、第3波に備える過ごし方を「新日常」とするニュアンスが強いのですが、終息後(アフターコロナ)も見据えなければなりません。30年前のバブル崩壊後の日本経済を教訓にアフターコロナで対応すべき事を考えました。
2020年05月01日
ネガティブ・ケイパビリティ
~解決に至るまでの時間を耐える能力~
今月は明るいテーマと考えていたのですが、コロナ禍に抗しきれずネガティブ・ケイパビリティというリーダーシップの要素に辿りつきました。容易に答えの出ない事態に耐えうる能力を指すそうです。
2020年04月01日
人類絶滅の危機
~SDGsの意味と意義~
4月に入り例年ならフレッシュな社員や学生が街ゆく季節です。コロナショックの猛威により式典等は縮小や遠隔開催となり少し気の毒ですが、それも後に振り返れば思い出深いものになるでしょう。
2020年03月01日
備えにAI加われば憂いなし
~備えても失敗する、その痛みを風化させない為に~
周到な準備を重ねても失敗するケースはどのようなことがあるでしょう。「成功体験」「これまでの常識」といった偏った想定をしていることも一つですが、長い年月による風化も忘れてはいけません。人は経験したことを忘れるものですが、AIは忘れません。AIのシンギュラリティを脅威と感じるのではなく、人の弱点の補完という役割を与えればより良い生活のパートナーになると考えています。
2020年02月01日
不易流行
~神戸という街の変遷~
阪神・淡路大震災から25年が経ちました。当社の本社所在地である神戸の人たちはこの出来事を風化させず後進に「伝える」「活かす」「備える」思いを持っています。神戸は山と海が近くて風光明媚、気候温暖で住みやすく文化的な港町で、大きく変わったものと変わらないものが入り混じりっています。状況の変化に即してモノとコトを上手に取り入れ復興してきた様は企業の発展にも通じると感じています。
2020年01月01日
オリンピックイヤーを迎えて思う事
~記録は超えられる為にある~
一般的に会社は前年対比で成長する目標を立てます。目標を達成したら翌年はまたそれを上回る目標をセット。
これは成長のジレンマだと考えていると世界記録を更新し続けたオリンピックの名選手を思いだしました。スポーツ界の記録更新もこのジレンマは同じではないかと思い、一流の目標設定について考えてみます。
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