社長通信 社長・瀬川文宏が気になること、考えさせられたことを綴ります。

2014年

先月の上旬に日本情報システム・ユーザー協会(JUAS)が企画したグローバルクリエイティブフォーラムに参加してきました。今回のテーマは「デジタルイノベーションのビッグウェーブ」です。

「スノーデンファイル」として有名になったスノーデン氏の米国の監視活動に関する極秘情報の詳細を漏洩した事件がありました。この事件の一部始終に関し て、ガーディアン誌の記者、グレン・グリーンウォルド氏が執筆した「暴露」という書籍が今年5月に発行され、一時大きな話題となりました。

豊饒の秋です。新米や芋、きのこ類など、食べることが楽しみな季節になりました。子供の頃は、父親が丹精込めて育てた家庭菜園で収穫を手伝ったものです。生まれ育ったのは地方都市の住宅地ですが、父は住宅地の真ん中で野菜や果物を作り、お米以外はほとんど自給していたと思います。

“鵜飼と言えば長良川、長良川と言えば鵜飼”と言われるほど、昔から長良川の鵜飼は有名です。子供の頃から聞いてはいたものの、わざわざ見に行こうというほどの関心はありませんでした。

教育産業B社における個人情報流出事件は、過去最大の2,300万件以上が流出するという衝撃的な事件でした。この事件を起こした派遣社員は、職場でもリーダー格の優秀な人材だったそうです。

2014年07月01日

「育てる」こと

梅雨です。すっきりしない空模様が続き、ジメジメしたのはどうも苦手です。お米を始め、植物たちにとっては恵みの雨でもあり、またその恩恵を受ける人にも必要な季節でもあるのですが。この季節にはやはりアジサイが似合います。

5月22~23日の両日、今年もIBMユーザーシンポジウムが開催されました。このシンポジウムはユーザー同士の「価値ある研鑽」と「有益な交流」という 理念の下、毎年開催地を変えて行われます。第52回を数える今年は、新緑の飛騨高山で「匠の地、物心一如のものづくり~ITにこころを~」をテーマに開催 されました。

円安により、輸出が増えるという目算は外れて、貿易赤字が続いています。輸出をリードしてきた製造業のGDPに占める割合が減っていることもありますが、 その大きな要因は発電用エネルギー資源の輸入金額の増加と併せて、製造業の構造がグローバル化で大きく変化していることだと思います。

NHKの大河ドラマ「軍師官兵衛」が放映されています。黒田官兵衛が生まれ育った播磨国(今の兵庫県南西部)は、当社の親会社である神戸製鋼所の製鉄所や製作所などがあり、当社の社員も多く勤務し、住んでいる地域です。

1月に、神戸経済同友会の企画で、「グランフロント大阪」を見学してまいりました。これは大阪にあるJRの梅田貨物駅を中心とする約24haの「梅田北 ヤード」と呼ばれていた地区に昨年4月開業した複合施設で、日本最大級の店舗面積を誇る商業施設、ホテル、オフィス、分譲住宅を含む4棟の高層ビルで構成 されています。

ご承知のように、日本はどの国よりも早く少子高齢化社会を迎え、労働人口の減少、介護問題、家族構成や結婚観の変化が起こっています。従来の大家族制度や隣組などにも期待できず、日本としては前例のない移民の大量受入れによる労働力確保も簡単ではないでしょう。

明けましておめでとうございます。旧年中は大変お世話になり、心より御礼申し上げます。2013年は株価が1年間でおよそ 1.5倍になり、実質GDP成長率も7月~9月は年間換算で1.9%と、4四半期連続で成長が続きました。アベノミクス効果なのかアメリカ経済の好調を受 けてなのか分からないと言われていますが、…

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