2018年12月01日
デジタル化とものづくり③
~デジタル化の波で第4次産業革命を加速~
日本において第4次産業革命が注目されてから、既に3~4年が経ちました。金融ではフィンテック、流通ではオムニチャネル、医療ではデジタルヘルスなど今やあらゆる業界においてデジタル化が進んでいます。今回は、日本の現在の取組について、着々と成果を上げている諸外国の対応や戦略と比較し、考察してみます。
2018年11月01日
デジタル化とものづくり②
~金融に学ぶデジタル化のヒント~
“Digitize or die”マーケティングで著名なコトラー教授の言葉です。企業に「デジタル化するか、死ぬか」と迫るものであり、デジタル化の波が想定以上に早く押し寄せる状況に、警鐘を鳴らしています。デジタル化への取り組みを比較的早い段階から進めてきた金融業界と対比すると、製造業の現状はどのようになっているのでしょうか。推進のヒントを探ります。
2018年10月01日
デジタル化とものづくり①
~今さらですが、デジタル化って何?~
デジタル化は単なる流行りの言葉に留まらず、生活のなかで既になくてはならないものとなっています。しかし、この「デジタル化」という言葉に腹落ちしている人ばかりではありません。実際のところ、戸惑っている人は多いのではないでしょうか。今回より「デジタル化とものづくり」を視点とした連載のスタートです。
2018年09月01日
EV時代のものづくり⑧
~充電インフラのプラットフォーマー~
今後EV市場を牽引するためには、日本のものづくりの領域で弱かった国際標準の設計が有効です。この規格で支配するプラットフォームビジネスへの期待が高まっています。
2018年08月01日
EV時代のものづくり⑦
~素材力を活かし、事業領域拡大~
自動車を構成する素材のうち断トツに大きな重量を占めるのが鉄です。EVの車体の軽量化がより一層求められるなか、鉄の代替素材として期待されているのが炭素繊維です。日本生まれのこの素材を実用化にむけて開発し、各メーカーは自動車産業の深層へ参入することで、ビジネスの優位性を獲得しようとしています。
2018年07月01日
EV時代のものづくり⑥
~共通化と共同化、そしてコトづくりへ~
これまでも自動車メーカーはセダンやSUV、ミニバン、トラックといった多くのタイプや、軽から大型といったサイズなどの様々な車種を開発・製造してきました。これからはEVや燃料電池車など異なる動力源の車種が一気に増えてくるため、自動車メーカーにとって、新たに投じる開発費は大きな負担となります。今回はこれを打開する2つのコスト抑制策を見ていきます。
2018年06月01日
EV時代のものづくり⑤
~EV化で加速する「脱系列」~
日本の自動車産業における「系列」は、競争力の源となってきました。安全性が厳しく求められる自動車の安定供給には合理的な制度だと言えます。しかしEVの登場により、上層に位置する自動車メーカーと下層のサプライヤーというピラミッド構造は、大きな変革を迎えていると言えます。
2018年05月01日
EV時代のものづくり④
~EV競争のカギを握るバッテリー~
自動車がエンジン車からEVにシフトしていくと、それにともない部品構成も、大きく様変わりします。エンジンはメーカー各社がその性能を競ってきた中核部品であり、競争力の源泉でした。その自動車の代名詞ともいうべきエンジンが、EVでは不要となってしまいます。自動車部品市場でもゲームチェンジが起ころうとしています。
2018年04月01日
EV時代のものづくり③
~業界を超えたゲームチェンジ~
これまで産業界では様々なゲームチェンジが起こってきました。今回は、すでに顕在化しつつある3つのシナリオを見つつ、その潮流に飲み込まれることなく、自社が勝ち組となるためのシナリオはどのようなものかを問います。
2018年03月01日
EV時代のものづくり②
~自動車業界のゲーム・チェンジ~
世界の自動車メーカーは、電気自動車(EV)化へ向けて大きく舵を切り始めました。その潮流は想定以上に加速していくかもしれません。環境問題や各国の思惑、メーカーの方針などに目を向けると、なぜ変化は起こるのか、その背景や理由が見えてきます。日本のものづくり企業はどのように対応すべきでしょうか。
2018年02月01日
EV時代のものづくり①
~自動車産業:1世紀振りの構造変革~
車はガソリンエンジン車から電気自動車(EV)へと大変換し、工業品から電化製品となった車の産業構造は劇的に変化するでしょう。その未来予測をマイケル・E・ポーター教授の業界分析フレーム「5-Forces」を使って描いてみることにします。
2018年01月01日
話題のキーワードの流行りから見る日本のものづくり
この3年間の日刊工業新聞の記事をもとに、ものづくり分野で話題となったキーワードをピックアップ。その出現頻度の移り変わりは、何を表しているのでしょうか。日本の製造業が意識すべきものづくりの潮流とは?現況分析から、今後の動向までを考察します。
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