これからは、コレ!旬なIT技術やこれから主流となりつつあるIT技術に関する情報をご紹介します。

2015年

今年の夏、台風のニュースで今までとは違う映像を目にされた方も多いのではないでしょうか。これは、刻々と変化する風の強さや動きを可視化することで、大量の情報を直感的に理解できるように変換した例です。

使っていない衣料品や家電、空いている部屋など、身の回りに余っているものはないでしょうか。このように余っているものを貸し借りして共有する、「シェアリングエコノミー」が注目を集めています。

近年「ビッグデータ」や「IoT(モノのインターネット)」と呼ばれる技術が注目されています。それらの分析・解析技術やセンシング技術を利用して、運転を自動化する車が登場してきました。

ここ数年、サービス事業を強化する製造業が増えています。これはグローバル化とコモディティ化が進み、世界のどこでも同じような製品を製造することが可能 になり、物だけ売っていたのでは価格競争に陥って利益を確保できなくなってきたことに起因しています。

以前、IoTを活用したマイコン(マイクロコントローラ)を利用して情報収集を行い、予測分析をするコラムを紹介しました(2014年7月 ビッグデータの予測分析に「マイコン」!?)。このマイコンや入出力装置を基板に取り付けた「ワンボードマイコン」と呼ばれる製品が、主に評価用や組込系 のシステム開発用に用いられています。

2000年ごろからインターネットの発展とともにPC/サーバーが犯罪者やテロ集団の標的にされ深刻な社会問題となってきました。今も連日のように、コンピュータ・ウィルス(以下ウィルス)による大規模な個人情報流出事件が発生し、世間を騒がせています。

今回はビッグデータの先にある“Data at the Edge”についてお話しします。“ビッグデータ”が注目されるよ うになって久しくなります。ビッグデータは、“ビッグ”という名前の通り、もともとは量的な側面、すなわち「典型的なデータベースソフトウェアが把握し、 蓄積し、運用し、分析できる能力を超えたサイズのデータ」といった意味で捉えられていました。

Massive Open Online Courses(MOOC:ムーク/MOOCs:ムークス)とはインターネット上に公開された講座であり、誰もが大学の講義を受講できるサービスのことです。

“FinTech”は、「Finance(金融)」と「Technology(技術)」を組み合わせた造語です。金融のイノベーションに関連したテクノロジを指す言葉で、現在金融業界で注目されています。

セキュリティ・インテリジェンスは、企業のITセキュリティに影響を与えるシステムやインフラに関する大量のデータをリアルタイムに収集・分析して可視化することにより、素早く効果的にセキュリティ対策をするという考え方です。

Natural User Interface (NUI) は自然なユーザーインターフェースという言葉が示す通り、自然で直観的に操作できるインターフェースです。“自然で直観的”とは、画面に直接触る「タッ チ」操作、声による文字入力、人の手の動きによる機器の制御などがあります。

Cognitive(コグニティブ)は直訳すると、「認知」と訳される言葉です。「認知」とは、「対象物を知覚した上で、それが何であるかを判断したり解釈したりする過程」を意味します。

ITの可能性が満載のメルマガを、お客様への想いと共にお届けします!

Kobelco Systems Letter を購読
連載・コラムトップ