社長通信 社長・瀬川文宏が気になること、考えさせられたことを綴ります。

2007年01月09日

新年のご挨拶

皆様 新年おめでとうございます。

昨年はコベルコシステムの中期経営計画<Step up 3400>の初年度でしたが、お陰様で業績目標を上廻り、昨年比でも売上高、利益とも業界平均以上の成長を達成できました。これも偏にお客様のご支援の賜であり、この紙面を借りて心より厚くお礼申し上げます。(注)

とりわけ、2003年以来取り組んでいます経営品質向上プログラム(JQA)に関し、昨年末、応募していた栃木県経営品質賞委員会の全国企業品質賞において最優秀賞の受賞の栄に浴することができました。コベルコシステムの経営品質向上への取り組みはまだ道半ばではありますが、外部の公的機関により過分の評価をいただけた事は本当に身に余る光栄であり、足下の状況を考えますと身の引き締まる思いです。お客様の満足度の向上、そしてお客様との夢の共有と実現に向けて一層の改善、改革に邁進することを年頭にあたり社員全員で心を新たにして誓いたいと思います。

さて2007年度は十二支の最後の亥の年です。
「亥」の字は「種」の意味で、再び春には芽吹く約束の「種子」であり、自らの信念に猪突猛進する年です。勤勉で奉仕精神にあふれ実直な亥年生まれの性格を人も組織も発揮できれば、亥年は幸運で富み栄える年になると言われています。

コベルコシステムにとりまして今年は設立20周年の節目の年であり、3年間の中期経営計画の達成に向けた重要な中間年でもあります。“一流のSIer”と内外共に評価されるよう、「自立と成長」を中期経営計画の旗印にして戦略展開を実践していますが、今年は「自律的成長への加速」を合言葉に、

  1. 自律する人材
    社員一人一人が自らのリズムで独自性を持って、主体的にビジネスを推進する
  2. 成長のメカニズム
    成長し続ける会社としての自律的メカニズムを確立する
  3. 規律ある組織
    自由闊達な中にも、決めたことはやりきる規律ある自律的な組織風土を醸成する


を三本の柱として施策の展開を行っていきます。
そのためには、コベルコシステムの社員と組織がこのような「自律的成長」を遂げられるよう、規則正しいリズムをその体と心に埋め込んで行きたいと考えています。

そしてお客様と夢を共有し、共にその夢を実現する企業を目指し、亥年にあやかり真っすぐに、そして着実に全社一丸となって前進して行く所存です。

(注)コベルコシステムは12月決算です

2007年1月

代表取締役社長(当時) 酒井哲夫

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