2026年02月01日
CSの今とこれから─“とことんともに”の実践
取締役副社長 CHRO 杉山公一
2026年は60年に一度の「丙午」にあたります。火のエネルギーに満ちたこの節目の年に、さらなる変革と成長にチャレンジしていきたいと、決意を新たにしています。世界情勢の変化やAIを中心とした技術革新により、お客様が求める価値や期待は日々変わり続けていますが、こうした変化に寄り添い的確にお応えしていくためにも、私たち自身が変化を恐れず進化を続けていくことが大切です。その思いを胸に、今年も取り組みを進めてまいります。
昨年は、そのための土台づくりとしてさまざまな見直しを進めました。特に大きな変化は、長期経営ビジョン「Be a Trusted Partner」の実現に向け、従来の経営理念をアップデートする形で策定した新たな存在意義(Our Purpose)です。「すべての人を大切に」で始まるこのパーパスを日々の行動につなげるため、今年は社員一人ひとりが自身のパーパスを考えるワークショップを開催します。お客様や社会に貢献する喜び、この会社で働く誇りを再発見する機会にしたいと考えています。
また、「実りある明日を、とことんともに。」というパーパスフレーズは、当社らしさとこれからも大切にしたい思いを素直に表現した言葉であり、私自身も非常に気に入っています。ホームページや各種媒体、名刺やプレゼン資料など、幅広い場面で活用し、より多くの皆様に親しんでいただけるよう発信を続けてまいります。加えて、社員満足度(ES)調査のエンゲージメントサーベイへの移行や、サステナビリティレポートの刷新など、長く続いてきた仕組みの見直しも完了しました。こうした取り組みを積み重ねながら、誰よりもお客様の業務を理解し、常に高い品質をお届けする会社を目指してまいります。
CS活動では、全社営業統括役員を委員長とするCS委員会を中心に、顧客満足度(CS)調査、全社員向けCS研修、選抜メンバーによる合宿討議、職場チームでの改善活動など、多層的な取り組みを継続しています。社員同士が良い刺激を与え合いながら、お客様満足につながる好循環を生み出していきたいと考えています。特に、社員にとって励みにもなっているCS調査へ毎年ご協力いただいているお客様には、心より感謝申し上げます。今後とも率直なご意見をお寄せいただけますと幸いです。
ここからは、長年続けている社内活動を2つご紹介します。
1つ目は、毎月発行している「CS通信」です。社員が仕事や日常の体験をもとに、旅先や飲食店、買い物などを通じて得た気づきを共有するもので、最近では病院での体験談も増えています。医療の場では不安も大きく、寄り添う姿勢のありがたさがいっそう心に残るのかもしれません。どの体験にも共通しているのは相手に寄り添う心です。読むたびに、言葉の選び方やふるまい、コミュニケーションの質や多様な価値観を尊重する大切さに気づかされています。
コミュニケーションに関して、自身の体験を一つご紹介します。ある方との会話で、「できるか、できないか」ではなく、まずは「やってみますね」と伝える、この最初の第一声をとても大切にしていると伺いました。受け取る側も伝える側も自然と前向きな気持ちになれる、距離がぐっと近づくような良い言葉だと感じ、それ以来、常に意識するようにしています。
2つ目は、毎年制定しているCSスローガンです。社員からの公募と投票で決定しており、今年は200件を超える応募の中から「とことん挑む、∞の価値」が選ばれました。すでに職場の各所に掲示していますが、多くの社員が関心を持ち、思いを込めて考えてくれたことが何より嬉しく、同時に「とことん」という言葉がさっそく反映されたことも励みになっています。(∞はパーパスロゴのモチーフでもあります。)
一方で、社内取り組みにも改善点もあります。CSポータルサイトには多くの情報が掲載されていますが、現状は情報過多でありアクセスも良好とは言えません。IT企業として、情報の整理整頓や利便性の向上は本来得意としたい領域であり、情報があふれる時代だからこそ、必要な情報を選び、活かす力を磨くことが今年の課題の一つです。
そして来年、当社は創立40周年を迎えます。これまで支えてくださったお客様、パートナー様、地域の皆様への感謝の気持ちを形にし、社員の結束をさらに深める企画を準備しています。これからも「とことんともに。」の精神で、皆様のお役に立てるよう挑戦を続けてまいります。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
ご参考 当社のCSの取り組みをこちらのページで紹介しています。
2026年2月
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