ソリューション事業部 ERPソリューション本部
クライアントビジネス部 第1グループ
辜 勇 2019年入社
前職ではSAPシステム開発、コンサルティング(運用・保守)担当としてコベルコシステムに出向し勤務。その後、複数の企業への出向を経験したのち転職。コベルコシステムではSAPプロジェクトマネージャーを務める。
出向の立場での業務の幅を超え
もっと上を目指したくて転職
転職のきっかけについて教えてください
新卒で入社した会社では、グループ会社や取引企業に出向し業務を進める形態でしたが、縁があり入社2年目からコベルコシステムに常駐して働いていました。最初はプログラマーで、その後システムエンジニア、コンサルティングと段階を踏んでステップアップしていった形です。SAPバージョンアッププロジェクトに関わることが多く、主に製造業、そのなかでも私は財務会計・管理会計を多く担当していました。
コベルコシステムへの出向終了後も、他のいくつかの企業に出向していたのですが、出向という立場ですと、どうしても仕事内容に限界がでてきます。もっと上を目指したい、ステップアップしたいと思うようになり、転職を考えるようになりました。
その中で、仕事の進め方や、社員の人間的な部分も含めて、以前出向経験があったコベルコシステムが私に働きやすい環境だと感じていました。助け合いを重視する社風にも魅力を感じ、入社を決めました。
朝会などで状況を把握しながら
複数の部門をコントロール
現在の業務について教えてください
現在は、SAP S/4 HANA コンバージョンプロジェクトでプロジェクトマネージャーを担当しています。お客様は、IBMがSAPを新規導入している企業で、数年前にコベルコシステムが主体でサーバリプレイスを実施し、現在は、そのSAP S/4 HANAへのコンバージョンプロジェクトに携わっています。新規導入ほど大規模ではありませんが、それなりの規模のプロジェクトです。
当初、プロジェクトマネージャーは未経験だったので大変なことも多かったです。特にマネジメント、メンバー管理の部分は一番難しく、トラブルが起きたときどう解決していくか、どう合意を得ていくかなどは苦労しましたし、勉強にもなりました。
現在のS/4 HANAコンバージョンプロジェクトは、SAPのコンサルティングや保守を行う部門、ミドルウェアの設定をする部門、インフラ部門など多部門にわたる体制が必要です。メンバーは計20人ほど、ピーク時には、40人ほどいて、各部門をコントロールして進めなければなりません。しかもスタート時はコロナ禍だったこともあり、直接会っていないメンバーもいるという環境でした。これまですべてリモートで進めていますが、振り返ってみると我ながらよく頑張ったなと思いますね(笑)。
毎日、オンラインで各チームリーダーとの朝会を行い、状況把握+課題の検討、悩み相談など、午前中はそれだけで終わってしまうこともあります。しかしお客様からは「コベルコシステムに任せてよかった」と言っていただいた言葉は心に響きますし、やりがいにもつながっています。
待っているだけではダメ
自ら進んで周りを巻き込める人
コベルコシステムで活躍できるのはどんな人だと思いますか?
コツコツと仕事ができる人。さらに周囲を巻き込み、協力し合いながらチームとして成果を出せる人です。コツコツと仕事ができる人というのは、言ったことに対してきちんと対応してくれる、要は信頼できる人のこと。そのうえで周りの人を巻き込んで仕事を進められる人であれば、さらに上を目指せると思います。
ただ待っているだけではダメだと思います。例えばみんなで知恵を出しあって解決したい課題があった時に、自ら声をかけてメンバーに参加を促し意思確認もして、かつ参加してもらいやすい雰囲気作りもできること。それができる人とは、次も一緒に仕事がしたいという気持ちになりますし、コベルコシステムの管理職の方々はみなさんそういう方だと思います。
フルリモートでも
問題なし
定期的に顔を合わせて
コミュニケーション
職場環境や働き方についてどう感じましたか?
現在はほぼ在宅勤務。お客様のところには週1回くらい伺っていますが、自社に出社するのは月に1~2回ほどです。家でも問題なく仕事が成り立っていますし、子どもがまだ小さいので、ワークライフバランスの点でも在宅で仕事ができるのは非常に助かっています。
以前は、平日に子どもたちと晩御飯を食べることもほとんどありませんでしたが、今はそういう機会も増えました。夕方に子どもたちが学校から帰ってくると、うるさくて作業に集中できなくなることもありますが(笑)、そんなときは作業を一旦止めて、中抜けをさせてもらいながら業務をしています。
コロナ禍のフルリモートでは飲み会にも行けず、リモート会議ではみなさん要点しか言わないため、話があっという間に終わってしまい、コミュニケーションがとりづらかったこともありました。今は定期的に飲み会などを開いています。やはり直接顔を見たほうが話しやすいですし、コミュニケーションもとりやすく、それが仕事に活きていると感じます。
最後まで「あきらめない」こと
会社もそれをバックアップ
最後にコベルコシステムの魅力は何でしょうか?
入社してから特に感じるのは、コベルコシステムという会社は「あきらめない」ということ。
お客様から非常に理不尽なことを言われたとしても、「無理です、あきらめます」とはならず、可能な限りお客様の希望に合わせて、例えコストがかかったとしても決してあきらめず対応をします。
例えば年末年始にサービスインのプロジェクトがあったとして、トラブルによってサービスインを延期せざるを得ない状況になったとします。そんな場合でも、コベルコシステムは何よりもトラブル解決をめざして、お客様が満足できるところまでもっていきます。会社もそれをバックアップしてくれますし、そのように努力する社員を必ず周囲は見てくれています。
何があっても最後までやりきるというのは、コベルコシステムの社風かもしれません。例え一時的にお客様との関係が厳しい状況になってしまっても、信頼のおけるパートナーになるために必要なことは必ずやる、という考え方が根付いているのだと思います。「あきらめない」というのは、他社にはないコベルコシステムの魅力だと感じますね。
オフの過ごし方
息子と野球をしたりサッカーをしたりして過ごすことが多いです。次男はサッカークラブに入っているんですが、私も高校から社会人までサッカーをやっていたので、練習につきあったり、応援に行ったりしています。
夏休みの期間は、ほぼ毎週のように子どもたちと近所のいろんなプールに行きましたね。先日はナガシマスパーランドのプールにも遊びに行きました。 逆に一人の時間も大切にしていて、YouTubeで好きなサッカーの試合を見たり、興味があるものを見たりして、リラックスした時間を過ごしています。
- ※内容はインタビュー当時のものです。