2017年01月01日
お客様にとって頼りになるITパートナーへ
新年明けましておめでとうございます。
皆様におかれましては、輝かしい新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
また、旧年中は格別のご愛顧を賜り心より御礼申し上げます。
毎年、サプライズなことが起りますが、昨年は世界的に見ても、とりわけ政治の世界で大きな変化が起りました。移民問題、格差社会の問題が政治や社会の常態を変えていく大きなうねりとなって新常態を作り出していくのではと感じます。このうねりは政治の世界だけではなく、経済にも大きな影響を与え、今年の景気予想も難しいものになっています。
ITの世界に目を転じますと、昨年はIoTやインダストリ4.0に加えてAIが注目されました。これを駆使することによってアメリカや日本では、人間がする仕事の半分近くが消滅するとの危惧もある一方で、人手不足の解消や医療の進歩に貢献するなど、従来のIoTやビッグデータ、クラウドなど、事業の競争力強化や差別化、新しいビジネスモデルの創発というITの活用以上に、第四の産業革命と言われるように社会的にも大きな影響を与えることでしょう。
このようなIT技術の進歩に対して、弊社では従来からクラウド・インテグレーションやデータ・アナリティクスに取り組み、IoTのインフラとなるこれらの領域でアセット化やスキルの蓄積に励み、今後IoTを本格的に実務に展開するお客様の良きパートナーとしてお手伝いをさせていただきたいと考えており、AIに関しても同様に取り組んでまいります。
多くのお客様が日本の市場対応だけでは勝ち残りが難しくなっており、益々グローバル展開を加速されています。グローバル経営において、ITの果たす役割は大きいのですが、その前提として業務の標準化とシステム化は必須であり、システム開発の高速化、既存システムの近代化、ERPの活用に取り組む企業が増えています。当社としてもアジャイル開発への取り組み、ITモダナイゼーションのソリューション強化、業務の標準化への取り組みを強化していく所存です。
経済環境やITテクノロジーの目まぐるしい変化に対して、弊社では「High-Value Company」を標榜し、IT活用でお客様の事業に貢献できるよう取り組んでまいります。今年も色々な予期せぬ事や急速な変化が起こるものと思いますが、変化はチャンスと捉え、積極的に取り組んで、お客様にとって頼りになるITパートナーとなるよう邁進してまいりますので今後とも宜しくお願い申し上げます。
2017年1月
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Kobelco Systems Letter を購読ライター

元 代表取締役社長
川瀬 俊治
2009年 取締役。サービスビジネスを中心に業績に貢献。
2012年3月に代表取締役社長就任。
マラソン走ったり山に登ったり、体を動かすのが好きなアウトドア派。
2017年3月退任。
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