2016年02月01日
高まるIoTへの期待
1月は新年のご挨拶で多くのお客様の経営者と会話をさせていただきました。話題の多くは急激な株価の下落と、中国経済や景気、それと暖冬の予想を裏切って突然にやって来た寒波のことでした。
原油安、中国経済の不振とASEANへの影響、アメリカの利上げ、EUの財政問題、テロ、領土問題、はたまた北朝鮮の核など、世界で起こる問題が複雑に絡み合って日本の株価や景気、日本企業の業績に瞬時に影響が及ぶこのグローバル経済では業績予想が非常に難しいとお悩みです。
加えて必ず話題に上がるのが、IoTです。昨年のこの時期にはまだIoTは話題に上がることはなかったのですが、昨年の後半から一気に知名度が上り、多くの経営者はITを活用することが事業の競争力を左右するとの認識をもたれ、何か手を打たなければいけないとの思いをお持ちです。「やや話題先行である」とか、「製造業ではすでに昔からやっている」などのご意見もあるのですが、その一方で、実際にIoTを活用して故障予知による保守サービスの事業モデルを変革したり、ユーザーとの関係を、事業を進めるためのパートナーとして位置付けるなど、しっかりと取り組んで成果を出されている企業もあります。この先、不透明な景気に一喜一憂するよりも、ITを活用したイノベーションにより、絶対的な競争力を付けるとの思いを強く持たれています。
そういう経営者の力となれるよう、コベルコシステムもIoTやその基幹技術であるCAMSSのスキルを磨くとともに、IoTのパートナーとして頼られるような存在となることを今年も目指して行きたいと強く思っています。
2016年2月
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Kobelco Systems Letter を購読ライター

元 代表取締役社長
川瀬 俊治
2009年 取締役。サービスビジネスを中心に業績に貢献。
2012年3月に代表取締役社長就任。
マラソン走ったり山に登ったり、体を動かすのが好きなアウトドア派。
2017年3月退任。
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