新年明けましておめでとうございます。

皆様におかれましては、輝かしい新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。また、旧年中は格別のご愛顧を賜り心より御礼申し上げます。

昨年はIoTやインダストリ4.0が注目され、6月に日本でもインダストリアル・バリュー・チェーン・イニシアティブが設立されて以降、IT業界だけでなく広く一般にもメディアで取り上げられ、一つのブームが起こり始めました。多くのお客様はIoTを駆使することによって事業そのものの競争力強化や差別化をはかるだけでなく、新しいビジネスモデルを創発する絶好の機会ととらえられ、積極的に取り組んでおられます。
弊社としましても、少しでも早くIoT、特にクラウド・インテグレーションとデータ・アナリティクスに取り組み、培った経験やアセットを基に、お客様のIoTの取り組みの良きパートナーとしてお手伝いをさせていただきたいと考えております。

このところ新興国の成長に陰りが出てきていますが、お客様は中長期的には海外への進出を継続的に進められ、グローバルでの勝ち残りが企業の成長にとって非常に重要な要素になると思います。海外展開や拡大において、ITの果たす役割は大きいのですが、日本の従来のシステム開発における手法は諸外国に比べ開発期間が長くかかり、事業展開のスピードに追いつかず、事業競争力のハンディキャップになる可能性があります。弊社としては、システム開発期間を短縮する方法としてアジャイル開発に取り組むとともに、ERPの構築においては業務の標準化に注力しております。

このように、経済環境やＩＴテクノロジーの目まぐるしい変化に対して、弊社では昨年からスタートした中期計画で「High-Value Company」を標榜し、IT活用でお客様の事業に貢献できるよう取り組んでおります。今年も色々な予期せぬ事や急速な変化が起こるものと思いますが、変化はチャンスととらえ、積極的に取り組んで、お客様にとって頼りになるITパートナーとなるよう邁進してまいりますので今後とも宜しくお願い申し上げます。

2016年1月