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毎月更新中!社長通信 社長が気になること、考えさせられたことを綴ります。

2009年09月01日

次世代法の認定マーク「くるみん」を取得しました

この度、コベルコシステムでは次世代法※(次世代育成支援対策推進法)認定マーク「くるみん」を取得いたしました。
これは、次世代法の基準に適合していると認められ、次世代を担う子供たちが健やかに生まれ育つのを支える企業として厚生労働省・各都道府県労働局が認定するものです。認定の条件としては、次世代法対応の一般事業主行動計画の策定とその目標の達成を始め、男性の育児休業取得者がいること、女性の育児休業取得率が70%以上であること、育児休業の制度または勤務時間短縮等の措置に準ずる措置を講じていることなどの認定基準に全て適合することが必要です。2008年12月末で、634の企業が認定を受けています。

当社も2002年から、社員の自主組織であるKWC(kobelcosystems women"s committee)が発足し、「会社発展に向けて女性社員の積極的な能力活用・登用を目指して、意識・文化の変革と醸成を促進する」をミッションに掲げ活動していました。2006年からは、kobelcosystems women’s communityとリニューアルし、「女性社員がイキイキと働き続けられる職場作り」を目指して活動し、会社の施策に対して様々な提言をしてきてくれました。これらの活動は当社の職場全体の意識・文化の変革と醸成に多大な貢献をしてきました。「くるみん」取得には、認定基準を全て満たす必要がありますが、そのうちの一つである「男性の育児休暇取得者がいること」を昨年満たしたことで、今回「くるみん認定」を受けることができました。

「くるみん」認定に際し、働き方に関して、少し考えを述べてみたいと思います。
「くるみん」が目指す「次代を担う子どもたちが健やかに生まれ育つ環境」を作るには、思い切り働けない時期を社会や会社がもっと積極的に支援していかないといけない。仕事か家庭か二者択一でなく、仕事や家庭やプライベートなどそれぞれにおいて効率的に力が発揮できるようにしたい。一般的にダイバーシティというと、性別や国籍の違いだけに注目されがちです。しかし、同じ人でもライフステージによって出産、子育て、介護、転勤など、働き方は多様に変化していくし、長く働いていれば、そうあることが自然です。

働く人のダイバーシティは「仕方なく受け入れるもの」ではなく「企業が強くなるためにどうしても必要なもの」だということを浸透させたい。人が大事にされている企業では、社員が会社に愛着を感じるだろうし、自分を認めてくれれば人は自分の力を思い切って発揮できる。それぞれが自分の力を思い切り発揮できる企業では、新しいアイデアもどんどん生まれるし、何より活力がある。その結果、お客様に価値あるものがお届けできれば喜んでいただけるだろうし、最終的には、社会をもっと元気にできると信じている。

「子育てに自分が参画することや、大切な時期に家族を支援することは素晴らしいことだ」という意識をコベルコシステムの文化としてもっと定着させたい。そのために仕事と家庭のそれぞれで最高のパフォーマンスを出せる、多様でより柔軟な勤務制度の導入に取り組んでいきます。社員一人ひとりが自分の力を思い切り発揮でき、イキイキと働くことができる環境をいっそう充実させ、社員とともにお客様に最大の価値が届けられる企業をこれからも目指していきます。

2009年9月



※次世代育成支援対策推進法
次世代育成支援対策推進法は次代の社会を担う子どもが健やかに生まれ、育成される環境の整備を進めるために制定された法律です。301人以上の労働者を雇用する事業主は、従業員の仕事と子育ての両立についての行動計画を策定し届け出るよう義務付けられています。

【くるみん認定マーク】
くるみん取得マーク

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