FINEOVL(帳票資源デザインツール)
帳票オーバーレーを中心とした、帳票資源の設計・製作作業を分かりやすいインタフェースでご提供するソフトウェアツールです。
販売終了のお知らせ
平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。発売以来ご愛顧をいただいておりました「FINEOVL APW版」「FINEOVLⅡ AFP版」につきまして、2024年12月末を持ちまして販売終了とさせていただくことになりました。
お客様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解賜りますようお願い申し上げます。
概要
FINEOVLとは
帳票オーバーレーを中心とした、帳票資源の設計・製作作業を分かりやすいインタフェースでご提供するソフトウェアツールです。 Windows画面でのマウス操作で効率よく帳票デザインができます。新規設計から既存設計資源のメンテナンスまで生産性向上に効果的です。
機能・特長
IBM i のAPW帳票設計ツール
FINEOVL APW版
FINEOVL APW版は、IBM System i (IBM i 、iSeries、AS/400)印刷ユーティリティーであるAPW(Advanced Print Writer[多機能漢字印刷])のソースコーディング支援ツールです。 作成したい印刷フォーマットをイメージしながら、Windows画面で罫線や文字修飾などを思い通りにレイアウト設計し、簡単にメンテナンスすることができます。
APWでは、罫線や文字修飾、網掛け、記号、バーコードなど印刷帳票を作るためのコマンドが提供され、古くから多くのお客様に利用されてきました。 一般的に、APWを利用して印刷帳票のフォーマットを構成するには、これらのコマンドから成るソースコードをコーディングする必要があります。個々のコマンドで指定する値や位置関係の調整などは多くの時間を要し、完成するまでのプロセスにおいて試行が繰り返されます。また、既存のAPWソースにおけるメンテナンスも同様であり、その作業負荷は小さくありません。
FINEOVL APW版では作成したい印刷フォーマットをイメージしながら、Windows画面で罫線や文字修飾などを思い通りかつ簡単にレイアウト設計ができます。そしてイメージした帳票からAPWソースを簡単に生成することができます。また背景に帳票データ(SCSデータ)を下書き表示することができますので、位置関係も分かりやすく、生成されるソースコードは常時画面表示で確認することができます。 また、既存のAPWソースを入力し、レイアウト設計ができますので、APWソースのメンテナンスに役立ちます。
AFP帳票設計ツール
FINEOVLⅡ AFP版
FINEOVLIIは、AFP資源の作成を支援するAFP帳票デザインツールです。 オーバーレー設計機能およびページ・レイアウト設計機能により、オーバーレー資源(OGL)、フォーム定義資源(FDEF)、ページ定義資源(PDEF)を直感的に作成することができます。
AFPとは"Advanced Function Presentation:高機能プレゼンテーション"の略です。 帳票を表現(プレゼンテーション)するために、データの生成と印刷フォーマットを分離させ、適用業務プログラムから印刷イメージの処理を独立させることにより、印刷資源がプログラムやソフトウェアに依存しないといった特徴を持ちます。
オーバーレー設計作業で頻繁に利用するアクションと基本的なページレイアウト設計に焦点を絞り、シンプルなインタフェースで直感的な操作性を提供します。 使い慣れたWindows画面での罫線描画や文字配置操作により分かり易く設計作業ができますので、はじめての方でもお絵かきソフト感覚ですぐにお使いいただくことができます。
WindowsPC環境で効率良くAFP資源を生成して、簡単にマルチ・プラットフォームのAFP環境へ適用することができます。 生成したオブジェクトは、System z、System i、System p、System xのAFPプリンティング環境でご利用いただけます。 FINEOVLⅡは、AFP関連のソースコーディングの繁雑性やメンテナンス作業にかかる作業工数を大幅に削減し帳票設計の効率アップに貢献するソフトウェアです。