導入の背景
システム間の連携がとれず非効率が発生
ブレーカーや船舶・産業用制御配電盤のメーカーであるT社様では、生産系と販売系のシステムが別々に管理されていたためデータの整合性がとれなかっただけでなく、顧客の注文への即時対応も難しく、そのため見込み在庫を多く抱えざるを得ない状況でした。また、販売系システムと会計システムとの連動性も悪く、財務の締め処理に20日も要していたため、トップが経営状況を把握し意志決定を下すまでかなりのタイムラグが発生していました。こうした状況を改善するため、T社様ではERPの導入を検討され、IBM様を通じて当社にご相談をいただきました。
R/3による基幹システムの一元管理を提案
お客様の課題解決のため、当社はSAP社の統合業務パッケージソフト「R/3」を使った基幹システムの再構築を提案しました。導入に先だちR/3の機能と現行業務との適合性を分析した結果、基本的にR/3が標準機能として持つモジュールのカスタマイズによりシステム最適化が実現できるとの結論が得られたため、できるだけ標準機能を活用する方向でシステム構築を進めていくことになりました。プロジェクト推進に際しては、工場や営業所など関係各部門への説明に当社のSAPジャパン公認コンサルタントも参画させることにより、全社組織と業務の流れを把握した上で全体最適を目指したシステム構築を行いました。