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ものづくりコラム 設計、生産管理、原価管理などものづくりに関するトピックを毎日お届けします。

2025年

2025年06月01日

製造業DXで『攻め』の投資対効果の示し方
~経営者を唸らせるDXのROI~

製造業のDX推進において、投資対効果の提示は企業活動の共通の原則として避けては通れません。投資の正当性を説明するためには、従来の設備投資とは異なり、DXでは財務的な成果だけでなく、業務効率や顧客満足度といった定量・定性の両面から価値を可視化する必要があります。DX特有の「攻め」の投資対効果をどう示すべきかを、設備投資との違いを踏まえて解説します。

2025年05月01日

これまでのデータ活用から脱却!
~製造業のDXを加速させる「データドリブン」とは~

製造業のDXを加速させるためには、従来のデータ活用から脱却し、データドリブン型のアプローチが必要です。特に製造業では企業内の各部門から、多様なデータが日々生み出されています。これをアドバンテージとして活かすことで大幅な改善や新たな製品サービス創出が期待できます。データドリブン型データ活用に向けて企業が為すべきことを考察します。

ビジネス用語としての「壁打ち」は、ここ数年で広まりました。当初は起業家や経営者が事業アイデアや戦略を練る際に他人の意見を求めるために使われていましたが、現在ではアイデアを練るコミュニケーション手法として広く利用され、有識者に代わり生成AIを壁打ち相手として利用することが増えています。生成AIは時間を気にせず意見交換ができ、人に頼む場合のような準備や気兼ねも不要です。今後、業務が複雑で多くのデータを扱う製造業において、壁打ちの巧拙は仕事のパフォーマンスを大きく左右すると思われます。

インダストリー5.0は、人間と機械の協働、サステナビリティ、レジリエンスといった3つの特徴を通じて、より柔軟で持続可能なものづくりを実現するための重要なステップです。日本の製造業は技術力や品質の高さで世界的に評価されていますが、DXの進展においては、主要各国に遅れをとっていると指摘されています。次世代ものづくりの在り方と日本製造業の対応について考察します。

在宅勤務はコロナ禍を契機に急速に普及し、現在も多くの企業で利用されています。しかし、イノベーションや生産性に敏感な成長企業やDXを率先する先進企業から、出社回帰の傾向が見られるようになりました。英の科学誌「Nature」では、出社と在宅勤務のハイブリッド勤務にするとフル出勤と同等の生産性を上げられる可能性があるという研究結果が掲載されています。運用方針は各企業に委ねられるものですが、職種やプロジェクト、入社年数ごとに最適化していくことが必要ではないでしょうか。

「Fit to Standard」(F2S)は、ERPパッケージの標準機能に業務プロセスを合わせるアプローチです。従来の「Fit&Gap」はカスタマイズが多く、コスト増大や納期遅延が問題でした。F2Sは低コストで迅速なパッケージ導入ができるとともに、その機能を最大限に活用できることから企業の競争力を高めることが可能です。F2Sでの導入の際には、ユーザー企業は、標準化する部分と独自性を保つ部分のバランスを取ることが求められます。今回は大きく変わるユーザー企業の役割について考察します。

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