PowerBuilder、Visual Basic 6.0 コンバージョンサービス

PowerBuilder、Visual Basic 6.0 コンバージョンサービス

PowerBuilder、Visual Basic 6.0で開発したアプリケーションソフトウェア資産を、コンバージョンツールを利用してHTML5を中心とするWebシステムへコンバージョンするサービスです。ベンダーロックインからの脱却を実現し、保守性の高いシステムへの近代化を支援します。

概要

PowerBuilder 、Visual Basic6.0資産をお持ちのお客様の状況

PowerBuilder(APPEON社製品。以下、PB)やVisual Basic 6.0 (Microsoft社製品。以下、VB6)で開発したソフトウェア資産について、技術者の減少や製品サポート切れなどの問題により、モダナイゼーション(システム近代化)の検討をされるお客様は少なくありません。また、置換え先にはAPPEON社やMicrosoft 社によるベンダーロックインのリスクを解消するためにオープンなWebシステムを選択されるお客様が多くいらっしゃいます。
PB、VB6資産をお持ちのお客様は5~10年先を見据えたシステム検討が必要な時期に差し掛かっています。

PB、VB6は技術者の減少が進んでいます!

  • 技術者の減少と高齢化によって、人件費単価が上がる傾向にあります。
  • 技術情報が少なく、調査に時間を要する可能性があります。

PBの情報収集や移行検討が必要です!

  • 販売元の度重なる変更が発生しています。
    SAP社がPowerBuilderの権利をAPPEON社に売却、4度目の販売元の変更となりした。
  • 新バージョンへの移行には新たにライセンス費用が発生します。

VB6の製品サポートは終了しています!

  • 最新OS環境での動作保証は現時点でありません。
  • 最新OS対応の開発環境がありません(Windows XPまで)。
  • 仮想化しても多くの3rdパーティ製コントロールはサポートされません。

機能・特長

ユーザーインターフェースはHTML5に、ロジックはTypeScript(JavaScript)に

コベルコシステムのコンバージョンサービスは、コンバージョンツールを利用して、PBやVB6で開発したソフトウェア資産をオープンソースへ変換し、Webシステム化を支援するサービスです。変換率は85~95%(メーカー発表数値)と非常に高く、PBやVB6のソース可読性を損なわず、Webシステムのソースコード TypeScript(JavaScript)に変換します。

コンバージョンサービス提供の流れ
コンバージョンサービス提供の流れ

特長1 見た目そのままにマルチブラウザで利用可能

ユーザーインターフェースは、Webシステムでありながら、従来のPB、VB6アプリケーションとほぼ同じインターフェースが再現可能です。操作性への影響をなくすことで、システム移行に伴うユーザーの再教育や問い合わせ対応などの負担を軽減します。

また、変換後はマルチブラウザで利用可能なWebシステムに生まれ変わる為、グローバルで同一システムのご利用を検討されているお客様に最適です。

ユーザーインターフェースの変換イメージ
ユーザーインターフェースの変換イメージ

特長2 保守運用性の向上

クライアントサーバーシステムらWebシステムへ変更する為、不具合やシステム修正のたびに発生していたソフトウェアの配布とそれに伴うインストール作業が不要となり運用負荷の低減が可能となります。

特長3 可読性を重視した変換ソースコード

ソースコードはコメントや関数名などPBやVB6ソースの可読性を損なわないよう変換される為、Webシステムに変わっても現行の保守要員で保守が可能となります。また、ツールを用いた変換のため、既存ロジックのロスが発生しません。

ソースコードの変換サンプル
ソースコードの変換サンプル

特長4 ベンダーロックインからの脱却

APPEON社やMicrosoft社の最新製品への置換えを実施しても、製品バージョンアップのたびに移行作業や新たなライセンス費用が発生するなど、ベンダーロックインから脱却するには至りません。
コベルコシステムのコンバージョンではオープンなWebシステムへの移行を実現する為、ベンダーロックインからの脱却が実現可能です。