OTセキュリティ対策支援サービス
工場のサイバーセキュリティ対策はコベルコシステムにお任せ下さい。OT環境のセキュリティ対策に必要な現状調査からセキュリティ環境の構築に加え、運用体制の構築までトータルにご支援します。
概要
スマートファクトリーを支えるOTセキュリティ対策
OT環境へのサイバー攻撃は10年以上前から存在しています。従来のOT環境への攻撃は、核施設や大規模公共インフラなどの特定施設を狙った攻撃が主流でしたが、昨今はランサムウェアを用いた不特定多数の工場を狙った金銭目的の攻撃に変化しており、製造業にとって大きな脅威となっています。
また、工場のデジタルトランスフォーメーションやスマートファクトリー化によって工場内の環境も大きく変化しています。ITとOTの技術が融合し、OTシステムがインターネットや社内LANに接続されることが増加しています。そのため、OTシステムに対するサイバーセキュリティ対策が求められるようになりました。
コベルコシステムは、長年にわたり多くの製造業のシステム構築と運用を手掛けてきました。この経験を活かし、お客様の状況に応じた最適なセキュリティ対策を提案します。
特長
現状把握から対策準備・対策実装、その後の運用まで一貫したサービスとしてご提供することで、工場(OT環境)の継続的なセキュリティ対策の実現を支援します。
当社のOTセキュリティサービスは、各STEPに対するサービスを用意しています。これから検討を始めるお客様には、「現状調査サービス」のご利用を推奨しております。OTセキュリティ対策でありがちな、「何から手をつけたら良いか分からない」を解決します。
サービス一覧
現状調査サービス
「ヒアリングによる現状の可視化」と「実機設置による現状の可視化」により実態を把握します。「ヒアリングによる現状の可視化」では、Web簡易診断と詳細ヒアリングにより、現状の工場セキュリティの実態を把握します。ヒアリングは、経産省セキュリティ対策ガイドラインベースに当社ナレッジを加えた調査項目にて行います。
「実機設置による可視化」では、工場内に実態調査用機器を一時的に設置し、ネットワークパケットからプロトコル・帯域・攻撃有無などの情報を含むログを一定期間収集し、レポートを生成して報告します。
- 具体的に何から始めたら良いか分からない
- 工場内の環境が分からず、有効な対策の検討を進めることが難しい
展開計画支援サービス
現状把握で可視化した課題に対する対策実装の選定と各工場への展開計画を作成します。
お客様が目指すOTセキュリティ基準を定め、現状把握で可視化した課題とのGAP分析から、実装する工場の優先順位付けと工場別の対策実装を決定し、展開スケジュール(体制、前提・制約条件なども含む)を策定します。
また、当社パートナーのセキュリティコンサルタントと協力し、工場向けセキュリティガイドラインの作成やFSIRTの構築(設計)を支援することも可能です。対策準備として、セキュリティガイドラインの整備や運用体制の構築支援(設計)を併せて実施する場合は、展開スケジュールへ組み込み、工場セキュリティ強化のための全体の推進計画として提示します。
- 単一の工場だけではなく複数工場への展開を計画したい
- 工場向けのセキュリティガイドラインを作成しガバナンスを統一したい
- 工場向けのセキュリティ運用体制を構築したい
対策実装サービス
当社では「Fortinet社」「TXOne Networks社」の製品を取り扱っています。
お客様要件に適した製品・サービスを選定し、最適な組み合わせでOTセキュリティ環境を構築します。
- 工場内のネットワーク構成や重要資産を把握しており、有効な対策を検討したい
運用支援サービス
OTセキュリティ教育として、役割と教育内容に応じた教育コンテンツを提供します。
工場の従業員向けには、OTセキュリティの理解を深め現場への浸透を図る e-Learning を提供します。
また、対策実装にて構築した環境の「検知アラート分析/報告、対策検討」といった監視サービスも提供予定です。こちらは2025年のサービス提供開始に向けて準備中です。
- 工場従業員のセキュリティリテラシーを向上したい
OTセキュリティ対策でお悩みがございましたら、お気軽にコベルコシステムにご相談下さい。