株式会社コベルコ科研様

株式会社コベルコ科研様

Microsoft Dynamics AX による会計システム更新で、不満に感じていた業務課題を解決し、更なるビジネスへの有効活用を実現

導入の目的、お客様ニーズ

現行会計システムの製品サポートが終了時期を迎えられたコベルコ科研様では、会計システム更新への対応にあたりMicrosoft Dynamics AXの採用を決定されました。
その結果、以前より不満に感じていた業務課題を解決し、更なるビジネスへの有効活用を実現されています。

プロジェクトの背景

  • 現行システムの製品サポートが終了
サポート終了に伴い、2015年4月から本番稼動できるシステムへの切り替えが必要
  • 業務課題への対応
システム切り替えのタイミングで、現在、不満に感じている業務課題の対応も合わせて実施

システム構築基本方針

  • 2015年4月から本番稼動が可能となるシステム構築を行う
  • コベルコシステムのテンプレートであるHi-KORT AXを最大限活用し、アドオンを最小限にする

概要・特徴

今回のシステム構築は、Microsoft社のDynamics AXをベースにした当社の会計機能拡張テンプレート(Hi-KORT AX)を最大限活用して、会計システム構築を目指すという特徴がありました。また、コベルコ科研様の固定資産業務、及び要望を踏まえ、固定資産システムに ついてはProPlusを採用しました。その為、コベルコ科研様だけでなく、固定資産担当としてProShip社、Dynamics AX全般の支援としてMicrosoft社にもご協力いただき、2015年4月に無事サービスインを迎えました。

システム化のスコープ

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導入の効果

当社の会計機能拡張テンプレート(Hi-KORT AX)と、他システムとのスムーズな連携や各種報告用帳票が整備されたことで、業務の効率化に大きく貢献したとご評価を頂きました。

主な導入効果

  1. 新機能による定例業務の精度向上と大幅な作業負荷の軽減
  2. 標準のデータダウンロード、及びテンプレートの元帳ダウンロード機能によるデータ抽出作業の簡素化
  3. ユーザ自身で画面をカスタマイズすることにより担当者の誤操作を防止

新システムで特に便利になった機能

概要 標準/アドオン 内容
Excelデータ連携 標準 標準+アドオンも含めたすべてのグリット/リスト形式のデータについては、Ctrl-Tボタン1つで全てExcelへ出力可能。(簡単な資料をまとめるのには非常に有効)
画面レイアウトの表示/非表示や追加項目表示 標準 ユーザーごとに項目の表示/非表示やレイアウトの並び順の変更。さらには項目追加表示がある程度可能。
通常の会計パッケージでは不可。他ERPパッケージでは別途ツールを導入しないとできないことがDynamics AXでは標準で実現可能。
複数セッション立ち上げ 標準 旧システムでは単一Window作業の為、1つの処理が固まると他作業ができず、強制終了せざるを得ない。
Dynamics AXでは複数セッションにより1つの処理に時間がかかっていても他セッションで継続作業が可能。
アラートによる通知 標準 パッチ処理実施時に終了をアラート通知することが可能。
印刷アーカイブ 標準 出力した帳票をユーザー依存でDynamics AX内にPDF保管が可能。
利用用途に応じた説明も編集可能。
元帳照会機能 アドオン 伝票明細のほぼすべての情報を様々な条件で出力可能。
コベルコ科研様でも非常に利用頻度が高く、決算業務時間の短縮に有用。
予定計上 アドオン 見越/繰延または繰返伝票の事前設定と月別自動転記が可能。
コベルコ科研様内では決算業務時間の短縮に大きく貢献。

導入された企業様

株式会社コベルコ科研

所在地:〒651-0073 兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通1丁目5番1号(国際健康開発センター6F)
URL:http://www.kobelcokaken.co.jp/
設立:1979年6月
資本金:3億円

導入したソリューション&サービス

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