SAP S/4HANAコンバージョンサービス: K4C

SAP S/4HANAコンバージョンサービス: K4C

K4C とは製造業を中心にSAP導入実績を誇るコベルコシステムが、既存のSAP ERPをSAP S/4HANAへコンバージョンするサービスです。

概要

K4Cとは、既存のSAP ERPからSAP S/4HANAへのコンバージョンを、プロジェクト計画策定から本稼働まで支援するサービスです。
製造業を中心にSAP導入実績を誇る当社では、その豊富な導入経験を基に、プロジェクトの管理及び実施の方法論化を行いました。並行稼働している本番システムに影響を与えないよう、注意すべき事項をまとめることで、SAP S/4HANAへのコンバージョンプロジェクトを効率よく推進し、コスト削減・時間短縮・品質UPに貢献します。

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特長

K4Cをおすすめする5つのポイント

SAP S/4HANAへのコンバージョンを成功に導くK4Cについて、当社がおすすめする5つのポイントをご紹介します。

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ポイント1.地に足のついた安心安全なプロジェクト推進

当社がこれまで手掛けてきたコンバージョン案件の経験から、プロジェクトの各フェーズにおける主要作業項目をあらかじめ定義しています。これにより、抜け漏れのない安心安全なコンバージョンプロジェクトを推進します。
準備フェーズでの計画策定、評価/実現化フェーズでのテスト検証作業、テストフェーズでの本番移行やユーザー教育など、下図のような項目を中心に設定しています。

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ポイント2.自社開発ツールを用いたチェック効率化

コンバージョンのプロジェクトにおける原則として、開発機・検証機・本番機(以下ランドスケープ)のオブジェクト(プログラムなど)の各バージョンは一致している必要があります。しかしながら、開発機だけプログラム改修したまま、検証機・本番機に反映されていないこと(バージョンの不一致)が起こっているケースが、実はよくあります。不一致に気が付かないままプロジェクトを進めてしまうと、手戻りが発生し、予算超過やプロジェクト期間の長期化を招いてしまいます。
K4Cでは、このランドスケープ間のバージョン一致確認を、標準サービス内で実施するため、追加作業をなるべく抑えて安心安全にプロジェクトで推進していくことができます。
また、バージョン一致確認の際、SAP標準の機能ではオブジェクト1つずつを順番にチェックするしかないため、何百にも及ぶ全てのプログラムをチェックするのは現実的ではありません。そこで当社では、複数のオブジェクトを一括で比較できるツールを独自に開発しました。このツールを利用することで、効率的に抜け漏れなく、バージョン一致確認を行うことができます。さらにこのツールは、開発機で改修したプログラムが本番機に反映できているかの最終チェックにも利用できるため、プロジェクト全体を通して期間短縮・工数削減を実現することができます。

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  • 自社開発ツールによって、ランドスケープ間のオブジェクト差異を一覧化します。
  • コンバージョン準備フェーズでの作業を効率化し、プロジェクト期間短縮・工数削減を実現します。

ポイント3.生産管理モジュールへの対応

一般的に生産管理モジュールは、アドオンが多くなりコンバージョンを困難にする要因の一つです。
当社はこれまで約260件におよぶSAP ERPの導入実績のほとんどで生産管理モジュールを導入してきた経験があるため、K4Cでも標準で生産管理モジュールのコンバージョンに対応します。

ポイント4.ダウンタイムの最小化

現在SAP ERPのユニコード化に対応していない場合や、データ量が数TBに及ぶ場合は、ダウンタイムが数日から十数日となる可能性があります。当社では、これまでの豊富な経験から、チューニングなど様々な策を組み合わせることにより、ダウンタイムを最小化してお客様の業務への影響を減らします。当社ノウハウを活用したことにより、当初16日に及ぶと試算されたダウンタイムを、5日まで短縮できたお客様の事例もあります。

ポイント5.SAP ERP バージョンアップ実績多数

SAP に関するアップグレードは30社以上、サーバーリプレース案件は年間3社以上のお客様で実績があり、過去の知見や手順を活かした安心・安全な移行を提供します。

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コンバージョン期間

以下のスケジュールは一例ですが、K4Cのサービスをご利用いただくことにより、最短6ヶ月でのコンバージョンが実現可能になります。お客様の環境を踏まえてご提案いたします。

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導入事例

日本トムソン株式会社様

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SAP S/4HANAへの移行を4カ月前倒しで実現、安定稼働を実現し、社内IT人材も大きく成長