コベルコシステムのAMS利用により、SAP導入の効果を享受!
A工業様
食品容器製造販売のA工業様は上場に伴い、情報基盤の再整理が必要となり、SAPを導入されました。
全社的なプロジェクトと認知されないまま導入が進められたため、なかなか効果的なシステム稼動にいたりませんでしたが、コベルコシステムのAMSサービスを採用された以後はシステムもスムースに稼動し当初目的を達成しただけでなく、新規システム開発へと踏み出そうとされています。
| お客様情報 | SAP導入の背景とシステムの要件 | SAP導入経緯及び導入後の状況 | コベルコシステムのAMSの採用 | A工業様向けAMSサービスの特徴 | 現在の状況 |
お客様情報
| 業種 |
化学 |
| 事業内容 |
食品などの容器製造・販売 |
| 年商 |
約120億円 |
| 従業員数 |
約250名 |
このページのTOPへ
SAP導入の背景とシステムの要件
株式上場に伴い、監査法人の事前審査において以下の指摘を受け、それらを解決するために情報システムに
求められるシステムの要件が定義された。
| 監査法人指摘事項 |
1. 決算書の正当性は確保されているか。(発表時期と決算プロセス) |
2. 予算管理はできているか。 |
|
4. コンプライアンス(法令遵守)の確保はできているか。
|
 |
|
| システムの要件 |
1. 基幹システムを整備し、決算情報の精度向上。 |
2. 決裁などのワークフローを確立し、内部統制を整備。 |
3. 業務オペレーションを標準化、効率化。 |
このページのTOPへ
SAP導入経緯及び導入後の状況
 |
SAP導入経緯 |
上場のための上記システムの要件を満たすために世界標準のパッケージと言われているSAPの採用がトップダウンで決定された。
決定はされたが全社的なプロジェクトとして認知されないまま下記状況でSAPが導入された。 |
| |
- もともと、業務は手作業を基本として行われており、情報システムに対する理解は低かった
- 上場が目的での導入であり、経営トップの基幹システム再構築に対する予算の理解は得られていなかった
- 基幹システム再構築は経理部門のプロジェクトと思われていた
- 数社がSAP導入の提案しましたが、見積金額の低い、導入実績の少ないないSierにゆだねられた
|
|
 |
SAP導入後の状況 |
| 全社的な基幹システムプロジェクトとして認知されないまま導入されたため、導入後もなかなかうまく活用されない状況であった。 |
| |
- SAPの機能、およびI/Oが理解できす、2重3重入力で決算処理を行う
- 担当者の膨大な深夜手作業でカバーしていた
- 販売~会計はデータ連携が取れず、販売管理の利用を断念する直前であった
- 生産管理は利用されず
- 導入ベンダーに質問するも、経験がないため対応できず
|
このページのTOPへ
コベルコシステムのAMSの採用
このままでは決算業務に支障が出るだけでなく、上場のためののシステムの要件を満たす内容にほど遠い状況のため、お客様の責任者がコベルコシステムに相談のためコンタクトされた。
その結果下記にてコベルコシステムAMSサービスが採用されることになった。 |
- コベルコシステムがAMSサービスメニューの説明とAMSセンターの視察を実施
- その結果SAP導入後の、運用・保守・新規開発を効果的に行うAMSサービスを理解いただいた
- 2008年11月、コベルコシステムのAMSサービス採用の決定をいただいた
|
■コベルコシステムAMSサービス
http://www.kobelcosys.co.jp/service/solution/erp_ams.html

|
このページのTOPへ
A工業様向けAMSサービスの特徴
- SAP運用・保守の効率のいいサポートを実施し、システム定着後は新規開発の支援も行う
- 移行時の教育の充実
- 今回はお客様の状況も考慮の上、各モジュール連携などの教育も実施
- 明確なロードマップの作成(以下に一部を掲載)
|
■導入のためのロードマップ ※【】付きNo.は以下の<要望・目標>No.
| No. |
No. |
カテゴリ |
要望詳細 |
摘 要 |
| 1 |
【1】 |
勘定科目
整理 |
売上原価 |
差異勘定の数が多くて意味が分からないのでシンプルにまとめる。試算表の売上原価はSAP方式で分かりにくいため、P/Lはレポートペインタで「期首棚卸+仕入-期末棚卸」方式で算出している。試算表もP/Lの原価方式で表示するか、SAP方式の差異をシンプルにできるのか、根本のやり方から要検討。 |
表示上でなく勘定科目も必要最低限の科目数にまとめたい。 |
| 2 |
【1】 |
勘定科目
整理 |
荷造費 |
原価(副材仕入)に入っているが現物は「段ボール箱」なので扱い事態が適正なのか検討して科目及びP/Lの場所を決めたい。 |
|
| 3 |
【2】 |
月末調整
処理 |
手作業を
合理化 |
業務フローと自動仕訳を検証し月末調整処理を無くせないか、もしくはSAP内で処理できないか合理化の提案をしてほしい。 |
月次、四半期など他の処理及び手続きも同様で、ハンドを無くす提案が欲しい。 |
| 4 |
【2】 |
固定資産
台帳出力 |
開示様式
別資料 |
有報、短信など開示内容が若干違うので、取得価格ベース、簿価ベース、場所別など指定して期中取得・除却・売却と期末残まで確認できる資料。バリアント登録か条件指定画面で選択できるようにしたい。 |
現在はエクセルで加工しているが、会計監査の観点からもSAPから出力した資料の方がよい。 |
| 5 |
【3】 |
開示用
帳票 |
B/S、P/L |
単位:円と千円を切替えでき、勘定科目を自由に集約して出力したい。構成比、他期間との比較(増減額、百分比)も表示したい。条件指定画面で簡単に選択できるようにしたい。 |
|
| <要望・目標> |
| 【1】 |
見易い財務諸表にする ⇒ 勘定科目を整理し、特に売上原価の内容を明確に把握して分析及び説明できるようにしたい |
| 【2】 |
月次、四半期処理、支払処理等のハンド作業を極力無くし合理化し、処理による自動仕訳を可視化して検証できるようにしたい |
| 【3】 |
決算短信、有価証券報告書等の開示用資料を作成する為の根拠となる帳票又はバリアントを充実させたい |
| 【4】 |
有償支給取引の流れにより発生する仕訳を明確にし、有償支給在庫の帳簿(会計上)と実在庫(報告)を照合できるようにしたい |
| 【5】 |
在庫評価(標準原価、期間原価、原価差額)の計算根拠と流れを可視化し、低価法の対象在庫を抽出するバリアント又は帳票を作成したい |
| 【6】 |
内部統制システムに対応できるようアクセス権限を整備しセキュリティ対策を行いたい |
| 【9】 |
その他 |
|
このページのTOPへ
現在の状況
AMSサービス採用の結果として、導入予定の業務も定着し、当初目標の上場のためのシステムの要件も達成し、今後は新たな業務である生産管理のシステム化へ展開を検討中です。
| |
- 経理部門でのSAP利用は定着。経営情報の提供などの高度な利用を展開中
- 販売システムの定着化段階
- 生産管理の利用を検討中
|
このページのTOPへ