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  • 2014年02月03日

帳票配信のルーチンワークを自動化するソフトウェア「e-SYOHSI Adaptor for @Tovas / Client」を発売

2014年2月3日

コベルコシステム株式会社

帳票配信のルーチンワークを自動化するソフトウェア
「e-SYOHSI Adaptor for @Tovas / Client」を発売

~送付先によって異なる帳票の一括送信をより安価に実現~

コベルコシステム株式会社(本社:神戸市灘区、代表取締役社長:川瀬 俊治、以下 コベルコシステム)と、コクヨグループのコクヨS&T株式会社(本社:大阪市東成区、代表取締役社長:森川 卓也、以下 コクヨS&T)は、月締めの伝票や各種通知物など、相手先毎に内容が異なる帳票の一斉配信をサポートするソフトウェア「e-SYOHSI  Adaptor for @Tovas / Client」を2月上旬より発売します。これにより、従来は手作業で行わざるを得なかった送信数の少ない帳票や、イレギュラーな対応が必要な業務にも対応し、配信業務の効率化とコスト削減を実現します。

コクヨS&Tでは、これまでも「@Tovas(あっととばす)」を通じてクラウド上のFAX・ファイル配信機能と、自動配信を行うシステム連携のためのモジュールを提供してきました。しかし、2013年に実施したコクヨS&T社の独自調査(2013年 電話調査 有効回答数110件)によると、90%以上の企業が帳票類の郵送を行う等、実際には手作業による郵送やFAX、メール送信が多くの企業で残っている実態が伺えます。また、お客様からも「宛先の少ない帳票の送信を効率化したい」や「システム化が難しい部門単位の業務コストを削減したい」、「より柔軟に取引先の要望に応えたい」という声が多く寄せられたことから、今回「e-SYOHSI Adaptor for @Tovas / Client」の提供を開始します。

従来、手作業の電子メールによるファイル添付やFAX送信の場合、相手先ごとに内容の異なる帳票は一括送信ができず、宛先の数だけ同じ送信作業を繰り返す必要がありました。本製品では、業務ごとに送信先と送付物を関連付け、送信手段や通知文なども予め保存しテンプレート化することで、相手先ごとに内容の異なる帳票であっても、一度の操作による配信を可能にします。また、定型業務を自動化する一方、「目視で送信内容の確認を行える」「宛先ごとに送信を実行するか否かを選択できる」など、これまでの自動送信システムにはない運用の柔軟性を備えています。さらに、「e-SYOHSI Adaptor for @Tovas / Client」は作業者のPCにインストールするソフトウェアなので、ネットワークやサーバーなどシステムに関する専門的な知識・技術がなくても利用できます。しかも、導入コストは安価で済みます。

<活用シーン>

  • 顧客や取引先に定期的に送付する、相手先ごとに内容の異なる帳票
    -- 支払通知書/ 請求明細書/ 出荷実績報告/ 在庫連絡/ 納品書/ フランチャイズ店舗や支店等への情報配信(商圏分析表ほか)/ メーカーから利用企業へのライセンス発行 など
  • 誤送信が許されない、機微情報を含む帳票
    -- 資産運用報告書/ 医療検査結果の配信 など

<本ソリューション導入によるユーザーのメリット>

1. 業務効率化
手作業のルーチンワークを自動化し、帳票配信業務時間を短縮します。
また、通知メールの差込や業務テンプレートなど、効率化をサポートする機能を用意しています。
2. コスト削減
送信数が少なく、従来、システム化や電子化の難しかった帳票にも使用でき、配信コストを削減します。
3. 導入がカンタン
業務で使用するパソコンにインストールするだけで、専門的な知識がなくても簡単に利用できます。
また、従来の自動配信システムと比較し低コストで導入できるため、部門単位での活用も可能です。
4. マルチアウトプット
ひとつのソフトウェアでFAX、ファイル、私書箱(Web)、郵送(オプション)と複数の送信手段に対応。
相手先の要望と社内業務の改善を両立します。
5. セキュリティ
宛先リストと業務テンプレート機能で誤送信を防止します。さらに送信時のパスワード設定や、証跡記録(情報トレーサビリティ)、通信経路の暗号化により、セキュアな送受信環境を実現します。

<システムイメージ>
送信用ファイルの作成、業務テンプレートの選択、送信内容の確認という3ステップで、簡単に送信処理を行えます。

システムイメージ

○提供価格
初期費用 50万円~、 月額費用 3万円~

S&T株式会社からのエンドースメント>
コベルコシステム株式会社のe-SYOHSIと、コクヨS&T株式会社の@Tovasは、これまでも基幹系業務システムとクラウドサービスの連携を通じて、お客様の帳票関連業務の課題と向き合ってまいりました。今回発表する新たな製品により、配信の自動化を適用できる業務および帳票の範囲が拡大することで、効率化とコスト削減の効果をより多くの方々に感じて頂けるものと考えております。
今後も、コクヨS&T株式会社はコベルコシステム株式会社とより一層の連携を図り、お客様の企業間業務連携を効率化するソリューションとサービスを提供してまいります。
(コクヨS&T株式会社 取締役兼常務執行役員 住谷 勉)

<ご参考>
■「@Tovas(あっととばす)」について

300社以上/利用者数20,000人以上(2013年1月現在)が契約・利用する、クラウド上で帳票のFAX、ファイルによる配信を行うサービスです。各種業務システムと柔軟に連携し、帳票配信の自動化による業務効率化とコスト削減をサポートします。セキュリティや情報トレーサビリティ(=情報の授受に関する足跡管理)も確保されており、インターネットサービスでありながら安心・安全な送受信環境を提供しています。

→「@Tovas」ご紹介ページ http://www.attovas.com/

■「e-SYOHSI」について
帳票/印刷データ・出力データなどシステムアウトプットに関する管理・運用の効率化を目的とした機能をご提供するソフトウェアプロダクトです。
基幹系システムから利用ユーザー固有のクライアントシステム/ツールに至るまで定型・非定型問わず日々出力し続ける多くのアウトプット資産を汎用的に有効活用したい。そんなデータ活用・連携、帳票マイグレーション、アウトプットマネージメント、基幹とつなぐプライベートクラウド構築の要望にお応えします。
連携パートナー各社ソフトウェアとの柔軟な連携ソリューションによる高い相乗効果とプロダクト自体が実装する運用サイドの視点に立ったシステム機能で、「早期システム構築」「安定した日々の運用」「変化に対応できる拡張性」 をご提供しお客様の様々なニーズにお応えします。

→「e-SYOHSI」シリーズご紹介ページ https://www.kobelcosys.co.jp/solution_service/detail/e_syohsi/

 ■コクヨS&T株式会社について
 ◆社名 コクヨS&T株式会社
  会社ホームページ http://www.kokuyo-st.co.jp/
 ◆資本金 30億円
 ◆代表取締役社長 森川 卓也
 ◆設立 平成16年10月
 ◆所在地
  本社オフィス: 〒537-8686 大阪市東成区大今里南6丁目1番1号
  品川オフィス: 〒108-8710 東京都港区港南1丁目8番35号
 
コクヨS&T株式会社は、コクヨ株式会社の「分社・持株会社」への移行に伴い、平成16年10月に発足しました。コクヨ株式会社は明治38年の創業以来、文房具・事務用品の総合メーカーとしてさまざまなお客様に快適なオフィス支援サービスを提供しています。快適で能率の高いワークスタイルを常に考える中で、平成16年より@Tovas(あっととばす)のサービス提供を開始しました。


本件に関するお問い合わせ先
コベルコシステム株式会社
総務・人財部 小林・興津
TEL:078-261-6223 FAX:078-261-7520
E-mail:press@kobelcosys.co.jp

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