• 導入事例
  • 2013年07月29日

理想科学工業、MCFrame導入でグローバル拠点の一元管理を実現

2013年7月29日
コベルコシステム株式会社
東洋ビジネスエンジニアリング株式会社

理想科学工業、MCFrame導入でグローバル拠点の一元管理を実現

~将来的な生産体制の変化に追従するシステムに刷新、タイ工場には3ヶ月で導入~


コベルコシステム株式会社(本社:兵庫県神戸市、代表取締役社長:川瀬俊治、以下コベルコシステム)と東洋ビジネスエンジニアリング株式会社(本社:東京都千代田区、取締役社長:石田壽典、以下B-EN-G)は、理想科学工業株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:羽山 明、以下理想科学工業)が、B-EN-Gの国産ERPパッケージMCFrame(エムシーフレーム)を、日本国内、中国、およびタイの5拠点にて導入、安定稼動していることを発表しました。コベルコシステムが今回のパッケージ導入支援を行いました。
 
理想科学工業は、高速カラープリンター「オルフィス」やデジタル印刷機「リソグラフ」などのプリント関連機器および関連消耗品の開発・製造・販売を行っている企業です。高速で正確なプリント技術に代表される耐久性と信頼性の高いメカトロニクス技術、独自に培ってきたインク開発技術、そして、それらをハードからサプライ、ソフトウェアまで一貫して自社で開発できる設計・開発体制で「世界に類がないものを創る」を開発ポリシーとしています。世界180ヵ国以上の国や地域で製品の販売や技術サポートや消耗品の供給を行っています。
 
理想科学工業は、25年以上にわたるオフコンシステムの老朽化と合わせ、メンテナンスの属人化、業務拡大によるシステムの分散化、コスト増加(ハード・ソフト)等の課題があり、生産管理システムの再構築が必要となりました。中長期的な生産体制の変化を見据え、追従できるシステム環境を構築するために、2011年5月新システムの構想を固め、「MCFrame XA 生産管理」と「MCFrame XA 原価管理」の採用を決めました。国内の複数工場および海外の生産拠点を一元管理し、業務の共通化と標準化の実現を目的に2012年7月に国内2拠点(霞ヶ浦と宇部工場)に導入、2012年の10月には国内1拠点(筑波工場)と中国(シンセン工場)へ同時に導入し、2013年4月にはタイ(ロジャナ工場)へ3ヵ月で導入、パッケージの選択から約2年で国内外5拠点の導入を完了しました。
各拠点での生産計画‐購買‐在庫‐製造‐品質‐工場出荷‐原価まで、業務領域を一元管理できるグローバルシングルインスタンスのシステムです。
 
MCFrameの採用理由と効果について、今回の生産管理システム再構築プロジェクト統括責任者である理想科学工業株式会社取締役 製造本部 副本部長加野敏明氏は次のように述べています。 「生産管理システムは補助的なものではなく、我々の業務そのものと言っても過言ではありません。長年継ぎ足してきた従来のシステムに合わせ複雑化した業務を見直す良い機会であると考え、汎用的に実績のあるパッケージでの対応を前提として、必要であれば業務そのものを変更し、当社独特のものはアドオンする方針でプロジェクトを開始しました。コベルコシステム様から提案を受けたMCFrameは、当社製造の業態である組立ラインと装置産業ラインの両方に適応でき、海外での現地サポートや多言語・多通貨の標準対応機能を評価し選択しました。コベルコシステム担当者の誠意ある対応と当社実務メンバーの努力もあり、当初の課題も解決し、タイ拠点にも約3か月で導入稼働できたことで、中長期での生産体制変更の施策に十分追従できるシステムであることが確信できました。」

以上


■MCFrame について
「MCFrame」は、日本の製造業のお客様に求められるきめ細かな管理に対応し、各種機能を備える生産管理、販売管理、原価管理システムです。
「MCFrame」の特徴は、豊富な標準機能と、コアコンピタンスにつながる各社固有の業務プロセスに、柔軟かつ効率的に追従できるフレームワーク構造です。「MCFrame」の大きな特長であるこのような高機能と柔軟性・拡張性を高く評価いただき、製造業を中心に360社を超えるお客様にご採用いただいています。多言語対応しており、ここ数年は、中国、タイを始めとするアジア各国に進出する日系企業様向けのグローバルなシステムの構築にもご採用いただいております。
製品の詳細な仕様については、http://www.mcframe.com をご覧ください。
 
■理想科学工業株式会社
理想科学工業は、「世界に類のないものを創る」という開発ポリシーのもと、印刷機器および関連消耗品を開発、製造、販売しています。同社の高速カラープリンター「オルフィス」やデジタル印刷機「リソグラフ」は、世界180以上の国や地域で支持され、企業、学校、官公庁などの様々なステージで活躍しています。理想科学工業の詳細はhttp://www.riso.co.jpをご覧ください。
 
■コベルコシステム株式会社
神戸製鋼から受け継いできた「ものづくりと品質へのこだわり」と日本IBMが持つ「イノベーションのノウハウ」が融合したITソリューション/サービスを提供しています。「お客様と共に」を合言葉に、企画・設計・開発から運用・保守まで、トータルなシステムでお客様を支えます。なお、2009、2011、2012年、「MCFrame Excellent Partner賞」、2013年は当案件で、「MCFrame Project of the Year」を受賞しました。コベルコシステムの詳細はhttps://www.kobelcosys.co.jpをご覧ください。
 
■東洋ビジネスエンジニアリング株式会社
東洋ビジネスエンジニアリング(B-EN-G)はIT 企画、BPR 実施のビジネスコンサルティング、IT 導入コンサルティングから、システム構築サービス、運用サービスにわたり、ERP を中心に豊富な実績を有するビジネスエンジニアリング企業です。またERP をベースとしたSCM、CRM 導入支援ならびに中国を初めとしたグローバル展開支援での実績を積み重ねています。
東洋ビジネスエンジニアリングの詳細はhttp://www.to-be.co.jp をご覧ください。
 

【当報道に関してのお問い合わせ窓口】

コベルコシステム株式会社
総務・人財部 広報担当 小林滋昭
電話:078-261-6223 / E-mail:press@kobelcosys.co.jp
 
東洋ビジネスエンジニアリング株式会社 
業務管理本部 広報 猪野肇
電話:03-3510-1615 / E-mail:kouhou@it.to-be.co.jp
 
【当サービスに関してのお問い合わせ窓口】

コベルコシステム株式会社
営業本部 第一営業部 東日本グループ 今村由樹
電話:03-5739-5152
 
東洋ビジネスエンジニアリング株式会社
プロダクト事業本部 営業本部 
電話:03-3510-1616 / E-mail:mcframe@it.to-be.co.jp
 
*本ニュースリリースに記載されている社名、製品名などは、各社の登録商標または商標です。

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