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コベルコシステムニュース

代表取締役社長 奥田 兼三 社長メッセージ

ワンランク・アップに向けて加速します!

新年おめでとうございます。

元旦の朝は、凛とした独特の空気を感じます。今年の正月は、また一段と引き締まった気配を感じました。2009年を表わす漢字に選ばれた「新」。混沌とした情勢の中で、新たに生み出したものを、次のステップでいち早く解き放とうと、気持ちも感覚もいつにも増して研ぎ澄ましているからでしょうか。

世の中の規範となる価値観やパラダイムが大きく変わり、すべてが新しい時代に向けて動き出していくと思われる2010年。厳しい経済環境やグローバル競争激化の中で、お客様からのご要望も、新たな価値を生み出す工夫や、より高い生産性の追求、リードタイムの半減や、さらなるコストダウンなど、厳しくはありますがチャレンジングで新たな価値を生み出す機会になると考えています。当社も一昨年からお客様と「共に」を掲げて活動していますが、新たなテーマを実現していくには、私たちも、お客様と価値観を共有し同じ目標に向かう「コラボレーション」の姿勢が必須です。

昨年は100人のお客様にお会いするとともに、当社の現場の社員ともダイアログなどの機会を頻繁に持ち、多くの新しい発見をしました。例えば、お客様から高い評価をいただいているグループやチームは、プラスのサイクルを実現して、充実した成長のスパイラルを描いていました。始めに集中的にお客様の業務を学び、短期間で理解し、お客様との会話の中から、新しい改善のアイデアや品質の工夫をし、それを毎朝朝礼で共有して拡げることで、新しい提案にも結び付けていました。また別のチームはお客様と定期的に会話し、組織の階層別のコミュニケーションの工夫で、方向感の確認をしながら仕事を進めていました。

トラの南画松尾芭蕉が提唱した『不易流行』という言葉があります。「不易」は、永遠に変わらない伝統や芸術の精神。「流行」は新しさを求めて時代と共に変化するもの。相反するようにみえる「流行」と「不易」も、共に風雅に根ざしているとする考えです。当社の変えてはいけないものと、時代と共に変わり行くもの。どちらも「お客様と共に」という気持ちの根っこは同じです。

厳しい時期だからこそやるべき、新しい事にも取り組んでいます。例えば、仮想化などクラウドコンピューティングを支える新技術への対応や新しい業務領域への挑戦、今まで蓄積してきたスキルやノウハウの「秘伝のタレ」としての仕込みなどです。また、それらを支え価値を届ける人財の人間力強化や、「くるみん」取得、「こうべ男女イキイキ事業所」認定など、イキイキと働ける環境整備なども進めています。当社のDNAである実践力や愚直に積み上げる活動と成果、そして技術プラス業務知識。これらを大切に守り育てながら、これまで培ってきた経験や知識に基づく知恵を出して大きく羽ばたいて行けるように、今年は、さらに新しい仕組みを構築するつもりです。

当社では毎年、社員全員の参加で数百件の応募作品の中からCSスローガンを決めています。2010年のCSスローガンは、「踏み出そう!お客様の期待の一歩先へ!」です。お客様の期待にとどまることなく、その期待をいい意味で裏切り、一歩先へ踏み出すことで、社員一人ひとりが今より光り輝き、仕事を通じて喜びと達成感、そして感動をお届けできるように努力してまいります。すべての質を高め、ワンランク・アップの価値の提供に向けて加速していきます。笑顔を絶やさず、新たな時代をお客様と共に突き進んでいきたいと考えています。

今年もどうぞコベルコシステムにご期待ください。

2010年1月

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