株式会社神戸製鋼所 創立100周年を祝して
さる9月1日 親会社の神戸製鋼所100周年記念式典がポートピアホテルにて歴代社長や多くの関係者を集めて、盛大にかつ厳かに開催されました。
明治38年9月1日、有名な鈴木商店の製鋼部門として、脇浜に産声を上げて以来幾多の苦難に遭遇しながらもそれらを社員の総力とお客様の支援で乗り越え、輝かしい歴史を刻みながら、今日の隆盛を築くに至った100年を、映像で見て心からの深い感動を覚えました。
特に第二次世界大戦による壊滅的な打撃からの復興や、近くは10年目になる阪神大震災の会社の存続を揺さぶられるような大災害からの復活を経て、常に‘モノづくり’への強いこだわりの姿勢を持ち続け、今日の世界に誇る特長ある製品群を社会に提供する巨大なグローバル企業に発展していく姿は、日本や神戸の発展そのものであり、また神戸製鋼所の大きな誇りであり財産でもある事を改めて痛感しました。
コンピュータシステムの導入の歴史は、昭和36年の事務合理化を目的とした本社への大型機の導入を皮切りに、昭和40年の初めには、全社的機械化網が完成し経営支援に活用される様になりました。
また加古川製鉄所の建設に伴い、昭和43年には‘厚板システム’が、昭和46年には総合生産管理システムが完成しました。また昭和54年には神戸、加古川の2大コンピュータセンター体制が確立されるに至りました。
更には情報システム部門の体質強化や情報産業の急速な発展に対応するため、昭和58年に神鋼コンピュータシステムが設立され、昭和62年に全社の情報システム部門を統合して、コベルコシステムが設立されるに至りました。
また、全社の情報システムの高度化を目指して、平成14年に神戸製鋼のシステムが日本IBMにフルアウトソーシングされ、これを機にコベルコシステムは経営強化のため、日本IBM51%, 神戸製鋼所49%の資本構成の会社に衣替えする事になりました。今日神戸製鋼所グループの情報システムの高度化支援のみならず、製造業を中心に多くの企業のITの高度利用を通じた経営力向上支援企業へと発展してきました。
神戸製鋼所支配人 第5代社長田宮嘉右衛門氏が生涯説いた‘和衷協同’(心を同じくしてともに力を合わせる)の精神と‘至誠一貫’の信念は、今も脈々と神鋼マンの心に生きつづけています。そしてこれからの100年、神戸製鋼所はグループ各社の総合力を結集し、更に大きく飛翔していくものと思います。
2005年9月








