社長通信 社長・瀬川文宏が気になること、考えさせられたことを綴ります。

2018年

デジタル・トランスフォーメーション(DX)への注目度が上がっています。DXへの投資について、AIやクラウドといった先進技術より、実は基幹システムの改良・刷新への投資額の伸びが大きいとの報告があります。なぜ基幹システムの近代化が重要なのか、経済産業省の「ITシステム2025年の崖」を踏まえて考えてみます。

今回のタイトルは過去の私の経験から、基幹システム再構築がうまく導入・運用できない事例を風刺したものです。せっかくIT部門がシステム再構築に取り掛かっても再構築の勘所をおさえていないと成功裏にサービスインすることは出来ません。では、その勘所とはどのようなものなのでしょうか。

改善のテーマは「何をするか」から考えると行き詰りやすいのですが、「不満=改善機会」と捉えると尽きることなく出てきます。当社では継続的に改善テーマを発見、設定し、それに取り組むことを全社員に求めています。最近ホットな話題であるデザイン思考から考察すると改善というよりは創発ですが、その創発には大きなビジネスチャンスを見出すことができます。

「毎月の執筆は大変ですね。」などとお声がけ頂くことが、大きな励みになっています。社長就任時より執筆し、このコラムも1年半が経ちました。実はそろそろ当初準備していたネタは尽きてきました。しかし順調に新たなネタを補充していますのでご安心を。今回はコラムを書き上げるまでの心構えなど、執筆(のコツ?裏話?)についてお話しします。

リハーサルをはじめとする事前準備がどれだけできるかによって、その後の成功率は大きく左右されます。しかし、いつの時代においても分かってはいても「喉元過ぎれば熱さを忘れる」という状態に陥りやすいのは人間の弱い部分かもしれません。今回は準備の大切さについてお話しします。

「そんなつもりでは…」「俺とお前の仲でどうして…」パワハラやセクハラといったコンプライアンス違反はなぜ起こるのでしょう。ビジネスにおいても社会生活を快適に過ごすうえでもコミュニケーションが重要であることは言うまでもありません。今月は、お客様やパートナー企業、そして社内でのコミュニケーションについて考えてみます。

「お天道様は見ている」から「デジタル機器は見ている」時代へ。コンプライアンスの問題が次々と世間をにぎわしていますが、隠ぺいや改ざんは不可能な世の中となっています。デジタル時代において技術は加速度的に変化し、その変化への感度の鈍さは大きな落とし穴となりかねません。IT業界の一員として胸を張れるCSR企業となるためには…

今回は、デジタル革命がもたらす社会貢献への可能性について触れ、これからのIT産業を担うに関わる若者たちにむけてエールを送ります。

今回は「お客様の信頼を得るには」シリーズの締めとして、その③「ゴールの共有と実現」に焦点を当てます。まず大切なのは、ゴール=あるべき姿をお客様と共有できることです。当社がどのように取り組みをしているかを事例を含めてお話しします。

前回お話ししたお客様の信頼を勝ち得る3つの要素のうち、今回は「自分を磨く」について考察していきます。20代、30代に習得すべきこと、マネジメント層となりさらに必要になる要素とは何でしょうか。自らの経験に乗せてメッセージを送ります。

当社は、新たな中期3ヶ年経営計画『Get Trust! 2020』をスタートしました。お客様からこれまで以上に高い信頼を得て、発注者とベンダーという関係から「対等なパートナーシップ」という一段高いレベルを目指していきます。

計画とはなかなか予定通りにはいかないもの。計画と実行、その失敗しない秘訣とは何でしょう。まず、完全に計画通りに遂行できることはほとんどなく成功した計画でも変更や修正はあったはずです…

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