日本遠隔制御株式会社様

日本遠隔制御株式会社様

継接ぎだった業務システムをDynamics AXで統合。テンプレートを活用し、販売、購買/会計システムをそれぞれ3カ月未満で構築

導入前の問題

  • 業務システムがバラバラで多重入力が発生
  • データ統合作業で情報伝達が遅延
  • システム業務の属人化による業務停止のリスク
→

導入後の効果

  • システム統合によるデータの一元管理を実現
  • 統合作業が不要となり経営層への迅速なレポートを実現
  • 人材配置の適正化を実現

導入のきっかけ

電子機器メーカーの日本遠隔制御株式会社(以下、日本遠隔制御)は、無線による遠隔制御開発において40年の実績を有しており、主力事業における送信機・受信機及びサーボやジャイロの技術は、業界のエキスパートとして国内のみならず世界からも高い評価を受けています。最近では、その遠隔制御技術を活かし、世界でも珍しい二重反転式ヘリを開発し、小型無人機(通称、ドローン)や産業機器の業界への本格的な参入を急ピッチで進めています。
同社は、現行の業務システムが抱える問題を解決し、今後のビジネス拡大を見据えてMicrosoft Dynamics AXによる基幹システムの統合を決断。コベルコシステムのDynamics AX導入テンプレート「HI-KORT AX」を活用して3カ月という短期間で販売・購買・会計システムの構築を実現しました。

業務システムのつぎはぎがビジネスを阻害

同社では、過去の会社統合の名残から、事業部および国内外毎に個別の業務システムが構築・管理されてきたことで、深刻な問題を抱えていました。
ひとつは、システムが分散していることによって、さまざまな業務で二重入力やデータ統合作業などの重複作業(業務のムダ)が発生していました。また、データ統合作業が必要なことにより、経営層への情報伝達に時間がかかり、迅速な経営判断が出来ない状況でした。さらには、システム毎に考え方・入力方法が異なるため、システム担当者毎に業務が属人化し、担当者が休むと業務が停止する危険性もある状態でした。
業務システムのつぎはぎによってビジネスが阻害されている状況を解決することが喫緊の課題でした。

つぎはぎシステムから統合されたシステムへ

導入の経緯

販売、購買/会計システムともに3カ月未満で導入

同社の成長戦略の実現に向けて、課題を解決するための検討が始まりました。
これまでの手作業、つぎはぎのシステムのままでは業務効率化の阻害要因であることは明らかです。タイムリーな経営判断/業務判断をするためにも統合されたシステムが必要不可欠でした。

同社は数あるERPの中からノンカスタマイズで導入可能なパッケージ機能とテンプレートの提供が可能であり、マイクロソフトならではの使いやすいユーザーインターフェースである事や、自社メンテナンス可能なERPとしてMicrosoft Dynamics AXを選択しました。

導入にあたっては短期間でシステム導入を実現することをもっとも重視していました。そのため、コベルコシステムのMicrosoft Dynamics AX 製造テンプレート「HI-KORT AX SCM」を最大限利用し、Non Add-On(追加開発なし)で導入、帳票類もMicrosoft Dynamics AXより出力したExcelデータを使用・差込印刷して対応することにしました。その結果、Step1(販売:債権含)、Step2(調達・会計)ともに3カ月間未満という短期間でシステム導入に成功しました。

Step1:販売管理システム

販売管理、売掛管理、および製品在庫管理にERPを適用しました。その他の業務は、現行業務を継続しました。

Step1の実施範囲
Step2:購買管理/財務会計システム

調達・買掛管理・財務会計にERPを適用しました。

Step2の実施範囲

導入の効果

Hi-KORT AXテンプレートを活用したシステム統合

販売・購買・会計業務システムが全社共通のシステムとなり、在庫及び引合い状況を共有し、管理する事が可能となりました。電話・FAXベースでの確認作業や、在庫の奪い合いが無くなり、引当・出荷を統合管理がスムーズに行え、作業の効率化が図れました。
Excelへのデータダウンロード機能活用により、出荷・売上実績等の情報がリアルタイムに確認することができ、経営層への報告がスピードアップできるとともにスムーズになりました。
システムが統合された事により、二重入力や情報の結合作業等が不要となり、作業効率が大幅に向上しました。
Microsoft Dynamics AX導入にあたり、業務の棚卸及び正規化・統合化を実施することができました。また、全社で同一システムを使用することにより、業務属人化の軽減につながりました。これらにより業務標準化や集約が行われ、人員の最適配置(適材適所・負荷バランス調整)も可能になりました。

今後の展望

生販在の一元管理に向けて

同社では、今後、Step3として生産・原価管理モジュールを導入することにより、生産計画の立案やそれに基づいた所要量計算実行、購入部品を含めた在庫管理など、これまで基幹システム外で行われていた業務をDynamics AXで実現し、管理業務の効率化を図りながら在庫適正化・収益拡大を目指していく予定です。

コベルコシステムもこれまでと同様、スピーディーかつ柔軟な対応でお客様をサポートします。

※この記事は、2016年 6月時点の内容です。

導入された企業様

JR PROPO
日本遠隔制御 事業本部
日本遠隔制御 事業本部

日本遠隔制御株式会社

設立:1976年11月
所在地: 大阪府東大阪市永和2丁目2-12
URL: https://www.jrpropo.co.jp/
資本金: 3,600万円
従業員数: 75名(2016年4月時点)

同社の主要製品
同社の主要製品
(上、左下、右下の順に)
ヘリコプター
プログラマブルサーボ
プロポ

〈事業内容〉
電子制御機器製造・販売
ラジオコントロール装置開発・製造・販売
模型ヘリコプター開発・製造・販売
リモートコントロール装置開発・製造・販売

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